新生活で物件を探すとき、家賃の数字だけで選んでいませんか?この記事では、通勤時間や周辺環境まで含めた「本当のコスト」で物件を選ぶ考え方を紹介します。
物件選びの前提
新生活に向けて、物件をどう選びますか?
予算を決めて、その中で希望条件と摺り合わせて、内見を数件重ねて契約、また直感で決めてしまう人もいるでしょう。
ちなみに「鉄筋か木造」とか「間取りや収納」とか、そういう不動産選びで当然考慮するようなことはプロにお任せして、ここでは触れていません。
予算の決め方
では、そもそも予算ってどのように決めていますか?
新卒1年目だから「6万円以内」とか、周りの友人が「〇万円程度」と話していたからとか、そういう「なんとなく」で決めていませんか?
もちろん家賃保証会社による審査の関係で、一定の金額以内で選ぶことにはなるのですが。
そもそも賃貸である必要はあるのか
そもそも、実家を出る理由は?ローンを組んで家を買わない理由は?誰かの家に居候しない理由は?
当然のように賃貸物件を探すのではなく、これらを整理しておく必要があります。
なぜなら最も無駄な支出が家賃だからです。
あなたが優先するものは?
次に整理しなければならないのがあなたの価値観です。
人生で一番大切なものはなんでしょうか。考えてみてください。
多くの人にとってそれは「時間」です。そして次に「お金」が挙がる人が多いと思います。
「家族」や「趣味」と答える人も、それはきっとそれに費やすことができる「時間」や「お金」を大切にしていると言えるのではないでしょうか。
ただし、これが人それぞれであることを理解しないと、「通勤時間をかけて不便な場所に住んでる人と、都心の好立地に高い家賃を払っている人が互いにdisり合う構図」が生まれます。
家賃に囚われないで
家賃6万円をもう一度振り返ってみましょう。
家賃6万円の家の貸主が受け取れるのは月6万円だけですが、あなたが払うコストはそれだけではありません。
敷金、礼金、初期費用とかそういう話ではないです。
通勤時間のコスト
例えば、会社までの通勤時間が片道2時間かかるとしましょう。
仮にあなたの時給を1千円(仮に東京都の最低賃金で置いています)と考えても、日に4千円、月に8万円ほどのコストをあなたは払っていることになります。
もちろん満員電車か、それとも資格の勉強や副業に費やせる時間なのか、という状況の違いでも大きく変わりますし、会社からは遠くても、もっと大切にしたいものの近くに住むという選択肢もあります。
最寄り駅に24hスーパーはあるか
毎日終電間際で帰ってくると、その頃には当然スーパーも閉まっているでしょう。
コンビニや外食ばかり使っていると食費は5〜7万円くらいになります。残業代なんてここに消えて残らないケースも多いです。
最寄り駅から自宅までのルートに24時間営業のスーパーがある場合、家賃からマイナス2万円していいです。
「コンビニしかない6万円物件=西友有り8万円物件」と言えます。
これで一気に選択肢が広がりましたね。
なお、遠回りすれば西友があるよ物件はNGです。仕事で疲れて帰ってきたあなたが、駅から逆走することはありません。高くても必ずコンビニか外食で夕食を済ませるようになります。
実はこれ難しい問題で、自炊〜片付けにかかる時間を考慮すると外食オンリーの生活は一概に贅沢とも言えません。
そこに住むことで得られるメリットを考慮する
都心に住むことで家賃が高くなったとしても、たとえば副業に割く時間が生まれるのであれば、そこは家賃から差し引いて考えることができます。
さらには、副業を始めることでその家賃、光熱費の一部はその利益を生むための経費として計上することもできます。
もちろん家族と過ごす時間も、趣味やスキルアップに費やす時間も得られます。
最後に
毎月の給料を収入の上限として考えると、家賃は安ければ安いほどいいという理屈になりがちですが、こういう人は視野が狭く思い込みが強く、会社では生活残業が常態化しがちです。(偏見)
毎日必死に生活して(何のために生きてるんだっけ・・・)的な思考にならないように、生活の基盤を築く際には、一旦ゼロベースで自身の価値観を整理してから探し始めるといいです。
P.S.「私はこの街に住むとテンション上がるから絶対ここにする!」的な決め方、個人的にめっちゃありです。
